『食養生』レシピ
国際中医薬膳管理師・
管理栄養士・料理研究家
植木もも子先生監修
古くから伝えられている言葉に「お粥の十徳」というものがあります。
「1.顔に光沢があり、2.気力にあふれて健康、3.寿命が伸びる、4.身体四肢が安適、5.言葉が清朗、6.飢えを知らず、7.渇きを消す、8.宿食がなく(腸の働きがスムーズ)、9.風邪を引かず、10.大小便を調達する」と言われています。
消化が良いので脾胃への負担が少なく、水分が多いので栄養の吸収も良い
(水分に栄養成分が溶け出ると吸収されやすい)のです。
また、季節や体調により、様々な食材を加えて養生粥を作ることもできます。
日本のお粥は白粥が主でコトコト静かに炊きますが、中国のお粥は鶏のスープなどを加えて強火で炊くので、お米の粒が壊れて花が咲いたようになります。
ここでは煎専堂で販売している漢方農法米「氣」※を使い、
体を温めて滋養にも富む、2種類のお粥を紹介します。
※普通のお米でも美味しく作れます。
漢方農法米「氣」※ | 1/2合 |
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水 | 5合 |
松の実 | 大さじ2 |
鶏ガラスープの素 | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1/3 |
三つ葉 | 適宜 |
柚子皮 | 適宜 |
漢方農法米「氣」※ | 1/2合 |
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水 | 6合 |
長芋 | 100g |
鶏ムネ挽肉 | 100g |
酒 | 小さじ1・大さじ1 |
塩 | 小さじ1/3 |
酢 | 適宜 |
小ねぎ小口切り | 大さじ2 |